▲ラサは、チベット仏教の聖地である神々しい雰囲気の町、世界の屋根といわれるチベット高原の中心に位置し、標高は3650m、富 士山に近い高さ。そのシンボルとなるのがポタラ宮(世界遺産)。その他、ジョカン(大昭寺)、ダライ・ラマの離宮ノルブリンカ、ゲルク派最大の寺院デプン 寺など、旧市街にはバルコルという繁華街はチベット風の街並み、チベット旅行での必見。
▲ナムツォ湖は ヤムドク湖とマナサロヴァル湖と共にチベットの三大聖湖と呼ばれ、チベット語で天の湖という意味です。青海湖に次いで中国第2の面積で、標高が世界一の塩水湖、標高4718m。
▲ ヤムドゥク湖は 深いトルコブルーの静かな湖で、峠から望む姿はまさに聖なる湖、標高4250m。ナムツォ湖とマナサロヴァル湖と共にチベットの三大聖湖と呼ばれる。
▲エベレスト(Everest)、中国では「チョモランマ」と呼ばれる、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山(中国国家測量局より、2005年5月の標高8844.43m)、エベレストベースキャンプは標高5300m。
▲カイラス山(岡仁波斉峰、かうじんはせいほう)はチベット高原西部(ンガリ)に位置する独立峰。仏教(特にチベット仏教)、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教で聖地とされる。カイラス山と同じく、マナサロワール湖も仏教徒やヒンズー教徒にとっての聖地、ナムツォ湖とヤムドク湖と共にチベットの三大聖湖と呼ばれる。
▲ギャンツェ(前の3枚)は チベット第3の町、古くからインドとの交易路の要所として栄えた。見どころは、チベット最大の仏塔を持つ寺院であるパンコル・チョルデ(白居寺)、イギリス軍との攻防の舞台となった王の居城・ギャンツェ・ゾン跡。
シガツェは チベット第2の町、歴史的にラサのダライ・ラマ政権と対立したパンチェン・ラマが統治してきた町で、パンチェン・ラマの居所であるタルシンポ寺はシガツェのシンボル的建物(最後の写真)。
▲ 東チベット、すなわち カム・チベット。雲南省のシャングリラとチベットの省境にある世界遺産に登録された「三江並流」地帯は、6000m級の高山に挟まれた切り立つ峡谷と3本の大川・長江の上流の金沙江、メコン川、怒江(サルウェン)に、他に類のない雄大な自然景観が魅力です。また、チベット東部の八宿(バーシュ)・波密(ポーミー)・林芝(ニンティ)は中国で最大の原始林エリアで、チベットと思えないほど豊富な緑に恵まれ、森林・峡谷・雪山・牧場を特徴とした完璧な原始林の垂直景観が大変素晴らしい、それゆえ、チベットのアルプスとも称されます。
▲ 聖地巡礼、チベットには、聖なる山・湖・温泉などといった自然界の特定の場所や、 由緒ある寺・塚・仏塔など、至る所に「聖地」がある。チベット語でそうした聖なる場所の周りを巡拝して歩くことを「コルラ」という。巡礼者は、手に持ったマニ車をクルクル回しながら、マントラ(真言・オム・マニ・ぺメ・フム)を唱えながら、右(時計方向)まわりに廻る(ポン教徒は逆廻り)。仏前で礼拝する際、両手・両膝・額という、身体の五つの部分を地に付けて平伏することを「五体投地」という。
▲梅里雪山(6740m)は雲南省の最高峰、チベット語では「カワカブ」と呼ばれ、チベット仏教の神山、チベットの八大神山の首位とされ、チベットの人々から篤く信仰されている。1991年1月03日、日中合同の梅里雪山第2次学術登山隊は、17人死亡(内、日本人11名)と言う日本の海外登山史上最大の遭難が起こった、現在も梅里雪山は未登頂の山。